心臓の病気と症状
心臓の病気には色々な種類があります。
主な心臓病として、狭心症、心筋梗塞、不整脈などの虚血性心疾患があります。
代表的な症状は、胸痛、動悸、息切れ、足のむくみなどで、このような症状が出たら、病院で一度検査することをおすすめします。
狭心症と心筋梗塞
狭心症とは、動脈硬化が原因で冠状動脈のある部分が狭くなり、一時的に心筋の一部が酸欠になるために、胸が苦しくなる病気です。
心筋梗塞とは、血栓(血の固まり)によって冠動脈の狭窄部位が閉じてしまい、心筋に血液が流れなくなり、心筋の一部が壊死してしまう病気です。
■症状 : 発作が突然起き、胸が焼けるような激しい痛みに襲われます。
■発作 : 狭心症よりも長く30分以上長く続きます。
不整脈
心臓の脈の打ち方が正常ではない状態を不整脈といいます。
不整脈には自覚症状を伴わない不整脈もありますが、自覚症状としては、動悸・息切れなどなどがあり、心不全や脳梗塞など命にかかわることもあります。
不整脈の種類には、脈が速くなる頻脈性不整脈、脈が遅くなる徐脈性不整脈、脈が飛ぶ期外収縮などがあります。
■症状 : 胸が締めつけられるような、抑えつけられるような、重苦しいといった痛みが起きます。
■発作 : たいてい数分~10分ぐらいで発作はおさまります。