カテーテル検査・手術
カテーテルによる心臓血管治療
狭心症、心筋梗塞、不整脈などの代表的な検査・治療法としては、心臓カテーテルによる検査・治療があります。
合成樹脂でできた細長い管のカテーテルを腕や大腿の動脈から入れ、血管を通して心臓まで到達させ、心臓の働きや病気の種類・重症度を診断します。
心臓カテーテル検査をすることによって、冠状動脈のうちのどの血管がどの程度狭くなっているか、またどの血管がつまっているかなど狭心症や心筋梗塞といった、いわゆる虚血性心臓病を詳細に調べることができます。 この検査は、日帰り~1泊2日の入院で行えるものです。
その他の検査
● 心電図
● トレッドミル検査=運動負荷心電図
● 心臓超音波検査
心電図とは、心臓が動くために患者さんの体内から生じる電気的活動を体の表面から記録するものであり、決して患者様に電気を流して行う検査ではありません。この検査は、主に脈の乱れ、胸の痛み、動悸、呼吸困難、などの症状や原因不明のショックといった場合の診断あるいはその経過観察のために行ったり、術前後、患者様の心臓に問題がないか確認するためにも行います。